操体法外来のご案内
「操体」とは仙台の医師橋本敬三が創始した単なる治療法としてではない、他人にかわってもらえない必要最小限に責任を持つ「息食動想+環境」についてあらためて向き合う実践哲学です。そのなかでも「動」にあたるからだの使い方や、からだの歪みを正してゆこうとする臨床を「操体法」と分けています。
「操体」とは仙台の医師橋本敬三が創始した単なる治療法としてではない、他人にかわってもらえない必要最小限に責任を持つ「息食動想+環境」についてあらためて向き合う実践哲学です。そのなかでも「動」にあたるからだの使い方や、からだの歪みを正してゆこうとする臨床を「操体法」と分けています。
手足、頭などからひとつひとつの動きを表現してみます。ゆっくりと、からだの端から中心の腰、そこから全身へ。「このポーズをステキに決めよう!」というエクササイズとは分けて考えてください。動き方はこちらで誘導いたしますので、上手にできているかどうかは気にしないで、とにかくどんな感覚が聞き分けられるのかよ~く感じてみてください。快適な感覚がききわけられたら、充分にあじわいながら動きも時間もすべて、全身を気持ちのよさに委ねていただきます。
横になって安楽な状態でくつろいでいただきます。軽く皮膚に触れていると、なにか感覚が聞き分けられるかもしれません。その感覚に委ねていただきます。
からだの根っこである足は、気もつかわれず?黙って毎日がんばってます。
また、足趾、足の裏は全身の各所とつながっていて、足をしっかり使えば健康にもつながりますが、自分自身では細かく動かしたりもみほぐすことはなかなかできません。
そこで、足趾の操法で痛みや気持ちのよさをとおしてからだを味わってください。足趾の操法とは、施術者が足の趾(ユビ)や足底をもんでゆく1、2とは違う唯一他力の施術ですが、これを体感することは、感覚をききわけて生活することや、歩行をはじめとする日常の「からだの使い方」を見直すことにも深くつながってゆきます。
そのほか、からだの使い方やセルフケアなども臨床に取り入れていきます。利き手、利き足やからだの使い方の癖など、時間をかけてできた歪みはそれ自身は悪いものではありません。その方の個性でもあります。ただ、行き過ぎて固まってしまえば「困った歪み」は痛みや制限が生じ、自由を奪われます。そこまで行かないよう、「まにあっている」状態までなんとか対処したいもの。操体を通して、即効性のある痛みの軽減もありますが、時間をかけてゆっくりした変化もあるはずです。それもなかなか味わい深いもの。そんなからだの変化を一緒にたのしんでいきたいとおもいます。
しつこいほどに感覚、感覚、と書きましたが、それだけからだと心の健康にとって必要なものなのです。そうとはいえ、これではまだ良くわからない、と言う方がほとんどかもしれませんので、簡単な説明や体験をすることもできます(無料)。まずはほりクリニックへお問い合わせください。完全予約制です。
操体法の紹介