◆手術
鼻中隔弯曲症もしくは扁桃肥大の場合は、手術で改善をはかります。小児の無呼吸症でも、アデノイド(鼻の奥の扁桃組織)や扁桃肥大が原因の場合があります。
注:内科のみでCPAPをフォローしている場合、鼻中隔弯曲症と扁桃肥大が確認されていない場合もあります。一度、手術が可能で、必要か評価されることを推奨します。
◆CPAP治療
CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)とは、専用の装置で圧力をかけた空気を鼻から気道へと送り込み、強制的に気道を広げて睡眠時の無呼吸状態を防止する治療法です。CPAPの装置本体は大きさ15cm~20cmとコンパクトであり、付属のマスクを鼻に当てた状態で、チューブから空気が送られます。空気の圧力が一定もしくは、無呼吸時に自動で圧力を高める2パターンで治療を行い、患者様の症例に合わせて医師が装置の設定の指示をします。
CPAPは基本的に1か月に1度受診が必要です。CPAP療法を開始したら、状況と治療効果を見極め続けることがとても重要です。当院では、定期的に体重、BMI、体脂肪率などを測定し、食生活(糖質制限)・運動・生活指導・ストレスマネージメントも指導し、CPAP治療を卒業出来るよう注意深く経過を見守っています。
CPAP提携会社
料金
CPAP治療後は、3割負担で毎月5,000円前後の費用が発生します。なお、3か月を超えて来院しない場合は、国が保険適応を外すことになります。
3か月を超えそうな方には、前もって電話、手紙など連絡をさせて頂いています。3か月を超えて来院されない場合、当院にはレンタル料、診察料などが借金となりますが、現在、特別な料金徴取はしておりません。
今後も、患者様と共に、コミュニケーションの改善に一層努力してまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
◆小型軽量CPAP レンタル開始しました。
より小さく 9.1cm 野球ボールサイズ
より軽く 219.5g スマホと同等
より静かに 27dB 制音
器材詳細
驚きのサイズ!
小ささと軽さを追求したトラベル CPAP。
片手におさまる野球ボールほどのマイクロサイズに、便利機能を詰め込んで、持ち運びもラクラクなトランセンドマイクロ。
海外・国内の出張や旅行などに気軽に持っていけるポータブルCPAPです。
重さは 219.5g。
お部屋でのご使用時はもちろん、鞄やスーツケースに詰めるときにも場所をとりません。
小さく、軽く、静かなウルトラコンパクト CPAPトランセンドマイクロの登場です。
◆当院のCPAP卒業支援対策
CPAPの必要性の評価はもちろんのこと、通院している皆様の健康度を上げることを当院の責務と考えています。
A:慢性的な鼻閉あるとき(本人は、長年の症状の継続で苦痛を無自覚の場合もある)
① アレルギー性鼻炎の有無確認
アレルギー検査(指先採血、採血)でHDアレルギーの有無確認
HDによる通年性アレルギー性鼻炎がある場合は、舌下免疫療法(HD)開始
② 鼻中隔湾曲症ある時
鼻の左右を分けている中央の軟骨のゆがみで、生来鼻閉が強い、手術により改善可能)紹介し手術適応の確認
③ 扁桃肥大
④ 咽頭形成手術の適応(東邦大学耳鼻咽喉科の睡眠外科に紹介し手術適応を評価)
B:肥満について
① 定期的に体重の詳細を評価(BMI、体脂肪率、内臓脂肪)必要に応じて指導
② 必要に応じて食行動アンケートを実施し日常の食習慣の改善を指導
③ マインドフルネス瞑想や、呼吸法、などストレスマネージ指導、速歩指導など運動指導
④ 希望ある方は、地域の肥満外来に紹介(大森赤十字病院、東邦大学、昭和医科大学)
C:喫煙
当院の禁煙外来で指導します。並行してストレスマネージ(瞑想、運動、呼吸法)指導。
D:他院より転院されて当院通院開始された方。
多くの病院で初診以降に無呼吸症の現状評価がされないままCPAP継続しています。当院では、1~2年に1回程度簡易検査を実施し、現状評価とCAPAP卒業の可能性を繰り返し検討しています。