いびき・睡眠時無呼吸症候群の治療

いびき・睡眠時無呼吸症候群について

  • いびきをかくから友人と旅行に行けない
  • 家族に迷惑をかけている
  • いびきでいつものどの調子が悪い…等

いびきで悩んではいませんか?いびきは改善することができる症状です。

いびきで相談に来られる方は多くいらっしゃいます。その中で、実際に睡眠時無呼吸症と診断され、治療の対象となる方はそう多くありません。

いびきの原因

◆慢性の鼻閉

ダニなどに反応する通年性アレルギー性鼻炎の方など、鼻閉によりいびきの悪化を見る場合もあります。また、鼻を左右に分ける鼻中隔という軟骨が生まれつき歪んでいて、片方の鼻腔がかなり狭い「鼻中隔湾曲症」の方もいびきになりやすいです。

◆アデノイド(腺様増殖症)と扁桃肥大

アデノイドは、扁桃腺の一つで、鼻の奥、つきあたりの上方にあるリンパ組織です。5~6歳でピークになりますが、咽頭扁桃(いわゆる扁桃腺)とともに大きいままで、様々な病気の原因となります。たとえば、いびきが強くなり、睡眠時無呼吸症になったりします。慢性の扁桃炎は、病巣感染と言って、皮膚炎や腎炎や関節リウマチなどの原因になることが知られています。病巣感染では、扁桃に起きる炎症自体では、自覚症状はほとんどないことも多く、臓器にまで進行して初めて原因であることが判明し、手術的に扁桃を摘出することで、2次的な病気の改善が認められることがあります。

◆肥満

気道の広さは粘膜の厚さが影響します。健康的な食事で減量することによって粘膜の厚さも変化しますので、いびきの軽減には、減量がとても重要です。

◆飲酒

アルコールを飲むと、いびきが悪化することは広く認知されています。飲酒により、心臓から全身に送られる血液が多くなり、一方で、心臓に戻る血液はうっ滞します。この結果、鼻腔や咽頭の粘膜は厚くなり、結果的に気道が狭くなってしまいます。当院では、定期的に体重、BMI、体脂肪率などを測定し、食生活(糖質制限)や運動(インターバルウォーキング)などのアドバイスを行っています。

◆喫煙

喫煙は、血流を障害し、いびきを強くします。当院では、禁煙外来で積極的に禁煙をサポートさせて頂きます。

◆運動不足

院長も、ハタヨガで心身安定に日々努力しています。インターバル速歩も推奨しています。

◆睡眠障害

いびきにより、睡眠を障害されると、健康度が大幅に低下します。

当院で行っている主な検査

01

喉頭ファイバー(内視鏡)

鼻からファイバースコープを入れてのどの奥まで検査します。 スコープの太さは、直径約3mmですので、身体への負担を少なく検査できます。

料金 約3,000円(保険適用)
02

終夜睡眠ポリグラフィー(簡易)

睡眠中の呼吸状態について測定する検査です。機械をお持ち帰り頂き、ご自宅で検査を行います。痛みを伴うものではありません。簡易検査の後、さらに詳しい検査が必要な場合は、実施している医療機関で入院による検査を行うこともあります。

料金 約4,000円(保険適用)
03

自律神経機能検査(抹消血流検査)

3分間脈拍を検査することで、次の2点がわかります。自律神経機能検査では、神経のパワー、交感神経と副交感神経のバランス、肉体疲労度が数値で表示されます。また、抹消血流検査では、血管年齢などがわかります。

料金 無料

当院で行っている主な治療

軽症の場合

◆マウスピース(口腔内装具)

比較的軽症の方の場合は歯科口腔外科を紹介してマウスピース作製を試みます。

◆アレルギー性鼻炎の治療

特にダニなどに反応する通年性アレルギー性鼻炎の場合、鼻閉によりいびきの悪化を見る場合もあります。アレルギーを確認し、内服治療や舌下免疫療法の適応となる場合もあります。詳しくはアレルギー性鼻炎のページをご覧ください 。

重症の場合

◆手術

鼻中隔弯曲症もしくは扁桃肥大の場合は、手術で改善をはかります。小児の無呼吸症でも、アデノイド(鼻の奥の扁桃組織)や扁桃肥大が原因の場合があります。

◆CPAP治療

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)とは、専用の装置で圧力をかけた空気を鼻から気道へと送り込み、強制的に気道を広げて睡眠時の無呼吸状態を防止する治療法です。CPAPの装置本体は大きさ15cm~20cmとコンパクトであり、付属のマスクを鼻に当てた状態で、チューブから空気が送られます。空気の圧力が一定もしくは、無呼吸時に自動で圧力を高める2パターンで治療を行い、患者様の症例に合わせて医師が装置を設定します。

CPAPは基本的に1か月に1度受診が必要です。CPAP療法を開始したら、状況と治療効果を見極め続けることがとても重要です。当院では、定期的に体重、BMI、体脂肪率などを測定し、食生活(糖質制限)・運動・生活指導・ストレスマネージメントも指導し、CPAP治療を卒業出来るよう注意深く経過を見守っています。

CPAP提携会社

  • 帝人ファーマ株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • 株式会社小池メディカル

行動医学に基づいて健康的なライフタイルの指導を並行して進めます

行動医学に基づいて健康的なライフタイルの指導を並行して進めます(詳しくはこちら(行動医学))。必要な場合は、個人カウンセリング(自費)も考慮させていただきます。

ご自身でできるいびき対策

01

あいうべ体操

いびきの当面の対策としてとても簡単で、有効な方法の一つが、あいうべ体操です。“口を閉じれば病気にならない”(今井一彰先生、家の光協会刊)の91ページを紹介します。食後に10回1日30回をすすめています。また、一時的な対処法としては、口テープ法もすすめています。寝るときにサージカルテープを貼っておく方法です。

※クリックで画像を大きく表示します。

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